国家資格「基本情報処理技術者」資格のあれこれを紹介します。
資格の有効性は?
試験の難易度は?
何か気を付ける事は?
興味のある方は参考にしていただければと思います。
目次
資格の概要
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構の国家資格です。
保有者はITの基本知識が身に付いているという証明になります。
運転免許証のような、資格を保有しているとこんな作業をする事が可能になる・・・というものではありません。
これからIT系の会社に就職したいと考える学生の方や、新社会人の方に人気があります。
試験は年2回と少ないので、タイミングを逃さないようにしましょう。
資格の更新はありません。
2022年から受験手数料が値上げされるようです。(5,700円→7,500円)
資格の有効性
新卒でIT系の会社に入る際に保有していると有利になります。
新社会人の方はまず情報処理技術者資格の取得を指示されたりもします。
会社によっては昇給の条件になっていたり、若干の資格手当てや一時金が出る事もあります。
受験手数料が安く、更新も不要なのでコストパフォーマンスは良いと思います。
試験の難易度
試験を受ける前提条件はありません。
試験はマークシート形式で午前と午後に分かれており、ITの基本知識ながら問題の範囲が広いです。
午前は暗記問題が中心、午後は考えて答えを出すような問題が中心なので、お昼ご飯を食べた後の眠気に注意が必要です。
ITの勉強を始めて間もない方々からすると、やや難しいと感じるレベルです。
問題の正解率は6割~7割程必要で、試験の合格率は20~30%程のようです。
IT知識ゼロからスタートした場合の勉強時間は160時間~200時間程かと思います。
勉強方法
試験内容は過去出題されたものが数多く出てきます。
テキストで基礎を学んだら、過去問をひたすらに解く事が効果的です。
そして過去問で間違えたり、理解出来ていないと感じた箇所はテキストで勉強します。
試験の流れ
①公式HPから申し込みます。(学校や会社で団体申し込みをしてくれる事も多いです。)
②受験票を受け取ります。
③会場で受験します。
④合格証明書が交付されます。
まとめ
以上、基本情報処理技術者の紹介でした。
10代~20代前半で資格を保有していれば就職に有利だったり、資格手当てを期待できます。
新人ITエンジニアの登竜門とも言える国家資格なので、これからIT系の会社に就職を考えている方は取得する事をおすすめします。