コンニチハ、ぶらっくろです。
2021年7月から油や小麦粉が値上げされました。
油や小麦粉を使うお店、モスバーガーや串カツ田中なんかも値上げだそうです。
他のお店も徐々に値上げがありそうですね。
物価は上がりますが、サラリーマンの給与は・・・。
老後を見据えて、将来発生し得る金銭的なリスクを考えてみましょう。
年金リスク
国民年金の受給額は満額(20歳~60歳まで払い続けた場合)で年約78万円です。
会社務めの方はこれに厚生年金が上乗せされます。
図は2021年時点で65歳から受け取れるおおよその年金受給額です。
働き始めた時期が遅れるほど、図より年金受給額が少なくなります。
また、若い頃は年収も低かった・・・という場合も図より年金受給額が少なくなります。
少子化が加速していますので、年金受給額を大幅に減らされるということも考えられます。
さらに70歳にならないと受給できなくなっているかもしれません。
現時点でも毎月の年金受給額は心もとないですね・・・。
貯蓄リスク
定年退職から年金受給開始まで、再雇用や不労所得などが無い場合は貯蓄を切り崩す必要出てきます。
2,000万円問題が一時期話題になりましたね。
下記の通り簡単に計算をすると・・・やはりそれなりの金額は必要だということがわかると思います。
増税リスク
消費税は3%→5%→8%→10%と増税しました。
所得税も特別復興所得税が増えている状態です。
コロナ禍で給付金や協力金が出ていますので、また何かしらの形で増税がありそうです。
今後も増税はあると考えておくべきだと思います。
健康リスク
加齢と共に病気やケガで病院のお世話になる機会は増えます。
何かあった場合の医療費として、ある程度まとまった金額を確保する必要はあると思います。
食事や運動、睡眠に気を使って、元気な体を維持したいですね。
物価上昇リスク
油や小麦粉の値段が上がったように、物の値段が上がることも想定するべきです。
お給料は変わらず、食品の値段が上がってしまった場合、自身の使用できる金額が減ります。
物価の値上がりに収入が追い付いていないという状況が発生する可能性があります。
“円”の価値が下がっている状態です。
まとめ
現在の日本は、税金や物価が上がっているにも関わらず、給与や年金は変わらないどころか減る可能性すらあります。
資産を形成せずに迎えた老後は、生きるのも辛い状況に陥っているかもしれません。
70歳雇用の努力義務なんて話も出ていますが、70歳まで働ける体を維持できるのか・・・。
雇用者側も同じ条件であれば確実に若い人を雇いたいと考えるはずです。
将来のリスクを考えて、早めに手を打つ事が必要な時代になっているのではないでしょうか。
ここまで夢も希望も無い話をしましたが、日本は自分次第で資産形成できる良い国でもあります。
じゃあどうすれば良いのか?と気になった方は下記の記事を参考にしていただければと思います。
「老後の備えは必須?不安がいっぱい サラリーマンの将来設計 其の二」