夜間勤務の注意点! 夜勤を続ける時に気を付けるべきリスク

コンニチハ、ぶらっくろです。

夜間勤務をこれからされる方、または既に夜間勤務されている方、注意が必要です。

短期間であればあまり問題はありませんが、これを長くやっていると健康が著しく損なわれてしまいます。

筆者の経験談を含めてどんな事が起きるのか、簡単に記述します。

Occupational and Environmental Medicine(職業病医学、環境衛生の問題に焦点を絞っている雑誌)

 

 

脳機能の低下する

Occupational and Environmental Medicineより英研究チームの発表によると、夜勤ありのシフト制勤務を10年以上続けている人は、常日勤の人と比べて6.5年分の認知機能低下がみられたとのことです。

勤務期間が長いほど影響が大きくなり、回復に5年以上は必要とされる程に深刻な問題になるようです。

筆者も夜勤をしていた頃は、今の自分と比べて頭がスッキリしていないといいますか、想像力や記憶力が著しく低下していたと感じます。

 

 

ホルモンバランスが崩れる

Occupational and Environmental Medicineより研究チームの発表によると、夜勤をしている人はそうでない人と比べてメラトニンが減少、エストロゲンが増加してがんの発生リスクが高まるのだそうです。

夜間に明るい照明を受け続けることが原因です。

 

 

自律神経が乱れる

シフト制勤務による不規則な生活を続けていると、自律神経に乱れが生じます。

これが悪化すると自律神経失調症となり、めまい、頭痛、耳鳴り、発汗、手のしびれ、不眠等の様々な症状が現れます。

精神的にもイライラしやすくなったり、不安に襲われたりと感情の起伏が激しくなる人もいるようです。

筆者は手のしびれ、不眠症、体が攣りやすくなったりしました。

職場には発汗が止まらなかったり、皮膚がボロボロになりやすくなるといった症状の人もいました。

 

 

まとめ

以上、夜間勤務により発生する健康リスクでした。

筆者は8~9年程夜勤の多い環境にいましたが、健康状態は常に悪い状態になっていたような気がします。

人間が回復するための睡眠のゴールデンタイムは22時~26時と言われています。

健康のためにも、可能であればこの時間に睡眠を取りたいものですね。