メインフレームのお仕事ってどんなことやるの?
必要なスキルは?
年収はどのくらい?
実体験を元に仕事内容を紹介します。
※同じ職種でも現場によって内容は異なりますので、その点ご了承ください。
目次
メインフレーム業務の概要
メインフレームは集中管理型の大型コンピュータシステムです。
銀行、保険、証券などの整合性・信頼性に長けたシステムが必要となる部分で使われています。
取り扱う情報も機密性の高いものが多く、取り扱いには注意が必要です。
24時間稼働なので、担当によっては夜勤や休日勤務があります。
業務内容① オペレータ業務
バッチ処理の監視、印刷が主な業務です。
24時間365日体制のシフト勤務になっている所が多いと思います。
社外とのやり取りも、チーム内メンバー以外と会うことも殆どありません。
- 証券用紙、ハガキ、保険用紙、データ処理結果などの印刷
- 印刷物の品質チェック、発送処理
- 大型プリンターの簡易メンテナンス
- バッチ処理監視
- 媒体への外部出力対応
業務内容② 管理業務
JOBを作成したり、バッチ処理を組んだり、オペレータ管理などを行います。
暦通りの日勤が多いです。
- JCLで作られたJOBの作成
- A-AUTOでバッチ処理の管理
- 各機器の入れ替え対応
- オペレータ管理
- その他社内のあれこれ
求められるスキル
オペレータ業務は基本的なPCの知識があれば問題ありません。
印刷用紙を運んだり、不規則な生活になったりするので、ある程度の体力は必要です。
管理業務はメインフレーム関連の知識が必要です。
また、個人情報保護士や第一種衛生管理者の資格があると良いかもしれません。
年収
社内等級やプロバー/ベンダーの立場によりますが、オペレータは280~400万、管理者側は350~800万(500万以上は一握り)の印象です。
まとめ
簡単ですが、メインフレームの仕事内容を紹介しました。
オペレータはITの経験なしの方でも仕事を覚えやすいです。
また、勉強や経験を積んで管理者側の仕事に就ければ年収アップが狙えます。
お仕事選びの参考になれば幸いです。