お仕事の内容紹介 し尿・汚泥再生処理

し尿・汚泥再生処理のお仕事ってどんなことやるの?

必要なスキルは?

年収はどのくらい?

実際に働いている方から伺ったお話を元に仕事内容を紹介します。

※同じ職種でも現場によって内容は異なりますので、その点はご了承ください。

 

し尿・汚泥再生処理の概要

家庭・工場・病院などの浄化槽や仮設トイレから、し尿や汚泥を専用の車(バキュームカー)で回収して再生処理を行います。

再生処理施設は市町村が所有し、委託を受けた会社が業務を遂行します。

朝やや早い時刻から始業し、夕方に終業する所が多いです。

 

業務内容① し尿、汚泥の処理

バキュームカーから回収されたし尿や汚泥に脱水処理をして、汚水と汚物に分けます。

汚水は微生物の力で水と汚物に分けて、綺麗になった水は川や海に放出します。

汚物は焼却センターへ運び込み、処理します。

 

業務内容② 処理施設の管理

処理施設の管理をします。

機器の故障などの問題が発生した場合は市町村に報告します。

  • 機器の簡易メンテナンス
  • 清掃作業
  • 水質の検査

 

求められるスキル

業務内容によっては国家資格のし尿・汚泥再生処理施設技術管理士(廃棄物処理施設技術管理者)を保有している必要があります。

また、車の運転も多いので、運転免許証も必要です。

  • 廃棄物処理施設技術管理者
  • 運転免許証
  • Windows PC基本知識
  • Excel、Word基本知識

 

年収

社内等級によりますが、年収は240万~350万程で、国家資格を所有していると手当てが付きます。

 

まとめ

し尿・汚泥再生処理の仕事内容を紹介しました。

汚物の処理という生活を裏から支えるお仕事です。

廃棄物処理施設技術管理者や運転免許証は事前に取得する事をおすすめしますが、未経験でも入りやすい職種です。

お仕事選びの参考になれば幸いです。